変革実践プログラム STEP2メインセッション インテグラルセッションを開催しました!

2022年度の変革実践プログラム、STEP2はリアル&オンラインのハイブリッド形式にて善光寺 大本願で9/9(金) 13:00-18:00に開催しました。テーマはインテグラルセッション。それぞれがこの社会で実現している事業への想いを共有し、創り出すべき未来を直感的に描き出す時間です。地域も分野も組織も立場も年齢も異なる参加者同士がつながり、本格的な共創へと踏み出す礎となる時間でした。

今回のセッションにあたっては、参加する各チームから「自分たちはこの機会を通じて何をやりたいのか」を伝えるためのプレゼンテーション&動画を作成して共有してもらいました。これは何をやりたいのかを順番に集まって聞く時間は、生産性が低いためです。それぞれに伝えたいことをまとめ、動画にして共有すれば、文章だけでは伝わらないニュアンスも含め、効果的&効率的に伝えることができますからね。ちょっとした共創のDXです。

そしてセッション本番。リアルでの開催は初めてということもあって、改めての自己紹介。そのうえでそれぞれのチームがこの場でなにをやりたいのか、その想いを資料も何もなしで即興スピーチ。いつ何時も自分が何を為すのかを伝えられなければ、共創はなしえませんからね。

そのうえで前回STEP1の成果物も踏まえてそれぞれの置かれている現実を直視し、今抱えている不安要素を吐き出しきり、自らの内面を深堀する時間をとりました。これは自分が囚われているアンコンシャス・バイアス=無意識の前提・思い込みに気づき、扱えるようにするための仕掛けです。同時にお互いの弱みを共有することで、参加者同士の深い信頼関係を築き、チームとしての心理的安全性と創造性を高めるものでもありました。

最後は自分自身の本当の価値を見つめなおし、強みを確認して創り出したい未来をアート的に作り出す時間に。プライミング効果、つまり良い刺激を自らに与えて行動変容を起こしていくことが狙いです。自己肯定感を高めるとともに、「やりたい」という前向きな気持ちと、具体的な挑戦に踏み出す後押しになります。その結果、全員共通で目指す世界観と、その未来に向けてここが向き合うべきテーマを明確にすることができました。

つまり今回、参加者同士がチームとして本気で実践に踏み出してける状態ができたわけです。変革実践プログラムは研修ではなく、実践の場ですからね。ここからが本番というわけです。とはいえ、まだ浮かび上がってきたテーマは荒いので、次回までに組織や立場を超えた共創へのアクションに取り組みながら、自分自身とより深く向き合ってテーマをそれぞれで具体化してもらいます。そして次回STEP3で磨き上げたテーマを基に、具体的な共創施策を描き、できるところからアウトプットしていきます。ここからの加速、本当に楽しみです。