DX人財育成プログラム第2講座 DX(デジタルトランスフォーメーション)開催しました

2022年9月13日(火)10:00-17:00 長野市善光寺大観進にてDX人財育成プログラム第2講座DX(デジタルトランスフォーメーション)をリアル開催いたしました。

プログラム第1講座は新型コロナウイルスの感染状況によりZoom開催でしたが、今回はリアル開催ということもあり参加者の皆様とも初めての顔合わせとなりました。

当日の講師は株式会社フィールドフロー代表 渋谷 健氏につとめていただき、善光寺という歴史のある場所にて、デジタルツールAirtableを参加者のスマホやタブレット端末を利用したワークとなり、過去と未来、アナログとデジタルが融合する非日常的な特別な空間で実施されました。

冒頭、DXとは何か、今世の中では何が起きていてDXとは何故必要なのか、本講座は「デジタルツールの紹介ではない、デジタルツールはDXの手段で目的ではない」という発言に参加者ははっと気付かされた様子。

 

異業種参加者同士、交流をしながらのワーク

午前中は過去の振り返り、そして現状を踏まえ30年後の世界についてどのように「社会、仕事、暮らし」の観点で参加者の意見を総括しました。

「助けてもらえない社会」「仕事がなくなる」「日本は貧しい国になる」などマイナスイメージが共通認識としてまとめられ、事業環境の変化の大きさ、混沌とした世の中と向き合う必要があることが示されました。

午後のワークでは人形やレゴを使用して「自分の事業や会社をとりまく現状と未来」について各々表現をする、シミュレーションワークを行いました。

良いところ、悪いところ、参加者それぞれの表現をし、思いや説明を頂いた中、講師渋谷は「戦略と理論がない希望的観測は必ずと言っていいほど実現しない。」とバッサリ。

そこでいかにこのシビアな現実に立ち向かうか、それは「トラスト」が必要と示されました。

再度、参加者の間で関係を深くつながったとき、どのような社会が実現できるかシミュレーションワークを行いました。

参加者は“共創”することで大きな一つのシステムを作ることができ、「パイを取り合うのではなく、共に創り、共に分け合う」社会を人形とレゴで制作することができました。

 

仲間や友人と心理的安全が保たれる場所で、対話から相互学習を深め、実践できることが重要であり、その場を長野県経営者協会が担えればと思います。

参加者の皆様が今回の講座で”UNLOCK”のきっかけとなっていただければ幸いです。

(レポート:長野県経営者協会DX人財育成プログラム 事務局 坂田)