変革実践プログラム STEP6 最終成果発表会を開催しました!

2022年度の変革実践プログラムもいよいよ最終回。STEP6を2/17(金) 13:00-18:00に善光寺 大勧進で開催しました。今回もリアル&オンラインのハイブリッド形式。参加者それぞれの6か月にわたるチャレンジの結果を共有し、新たなスタートを切る時間となりました。

参加者は前回STEP5で行った“ガチ”なフィードバックを踏まえ、年末年始を挟んだ1か月半の中でそれぞれにさらに共創のプランを深掘りし、実際にものをつくったり、施策を動かしながら試行錯誤を繰り返したりしてきました。その結果からこの先、何をどう進めていくかを戦略・実行モデルとして改めてまとめ、事前にオンラインで共有。最終回まで走り抜けた方々なので、そのプレゼンテーション動画もさすがの仕上がりです。

STEP6はまずは一人一人この半年間を振り返って感じることを共有することからスタート。善光寺で行ってきたセッションはもちろんのこと、イーラーニングに対話会、デイリーコーチング(日々行うチャット形式のコーチング)、これらを踏まえた実践とそのアウトプット。非常に濃密な時間を過ごしてきた参加者の皆さんは、確実に視野を広げ、視座を高め、関係性を変え、自信をもってその場に立っていました。「見える景色が変わった」という言葉が出るほどに、参加者それぞれが自分自身や自分が関わる組織、そして事業の変容をはっきりと実感していることがうかがえます。

そしてそれぞれの成果を共有するプレゼンテーションと対話の時間に。対話の中で文脈を一緒に創り、自分のタイミングだと思ったら成果を共有し、また対話を続ける。そんな自然な流れの中で成果を共有するアプローチは、ここまで学びと実践を共有してきた仲間だからこそできる場です。なお、今回は最終成果として12の戦略・実行モデルが事前に共有され、すべて関係者と合意し、予算をつけたり、プロジェクトチームを起こしたりして動いています。対話の時間にはさらに付随するアクションも共有・創発されていきました。

最後の時間はこの変革実践プログラムの6か月間の意義を振り返り。当初はイノベーションについての理論などを座学で学ぶ場だと思っていた多くの参加者は、ふたを開ければひたすら実践。その結果がいま自分自身の視野・視座は変わり、組織を超えた信頼関係を築き、そして社会の価値を築くための事業共創を可能にしています。一方でまだまだ遠慮するところもあり、巻き込みも足りておらず、どこかで損得勘定や組織論でブレーキをかけてしまい、持っているポテンシャルはまだまだ発揮しきれていないことも痛感。だから場を創り続け、人を巻き込み、実現に向けて創造的に考え、踏み出し続けることがさらに必要だということが見えてきました。つまり、いまやっと本当のスタートラインに立ったのです。

ではこのスタートラインから参加者はどうしていくのか。参加者から共通して出てきたことは組織の枠を超えてまず自分自身として強い意志をもって、社会の視点で“できることに”、“片っ端から”、“素早く”取り組むこと。そのための仲間と繋がり続け、輪を広げていくこと。なによりも未来への挑戦を心から楽しみ続けること。長野から世界が少し変わり始めました。その成果はそう遠くない将来に、世界のどこかで!変革実践プログラムから生まれた真のリーダーたちにご期待ください。